ビアンテ グレード毎の違いまとめ。おすすめ、売れているグレードは

ビアンテは、エクステリアがとても特徴的な車です。

「歌舞伎顔」と言えばいいのでしょうか。睨みをきかせたような狐目に、どこか愛嬌が漂うスタイリングとなっています。そこに惹かれて、購入を考え始めたという方が多いでしょう。

ビアンテの購入を考えるにあたって、知らなければならないのは、各グレードの違いです。自分の求める装備が、どのくらいの価格で手に入るのかを見比べ、自分に合ったグレードを選びましょう。

そのお手伝いをすべく、グレードごとの違いを簡単にまとめてみました。

目次

1. ビアンテのグレード表

2. 各グレードの特徴、捉え方

3. 装備を基準にグレードの特徴を見てみる

4. 各グレードの魅力や選んでいる人の傾向

5. 総合的に売れているグレードを考察

 

ビアンテのグレード表

グレード 価格
20C 2,343,600円(2,559,600円)
20S 2,565,000円
GRANZ 2,673,000円(2,910,600円)
※燃費表示はカタログより抜粋。
※()内は4WD価格

2WDにはスカイアクティブが搭載され、4WDには搭載されません。

価格を見てみましょう。最安価で約234万円、最高値で約267万円です。4WDだと最高値は290万円にまで値上がりします。決して安い車ではありませんが、高級とも言えない中間の価格です。

グレードごとの差については、一概には評価できません。これから装備内容・仕様の違いを見ていくにあたって、価格差が妥当か・コスパが高いのかを自分なりに判断してみましょう。

 

各グレードの特徴、捉え方

マツダのホームページでは、「20C-SKYACTIVE」「20C」、「20S-SKYACTIVE」、「GRANTZ-SKYACTIVE」「GRANTZ」と5つの異なるグレードが存在するように書かれています。

ここでは、SKYACTIVE搭載車=2WD、搭載されていない車=4WDと考え、同じグレードとして扱うものとしましょう。そうすると、グレードは「20C」「20S」「GRANTZ」の3つしかないことになります。

20Cは無駄を最大限省き、必要十分の装備のみを揃えたグレードです。豪華な装飾や加工などはされていませんが、全車標準装備だけで快適に過ごすことができるようにつくられているため、快適性は高いと言えます。

ビアンテの中で唯一、ハロゲンランプを搭載しているグレードです。

20Sは、全てにおいて中間グレードと言うに相応しいグレードとなっています。ステアリングホイールや、シフトノブに本革を使って質感を高めてはいるのですが、加工や装飾は20Cと同じ仕様です。GRANTZのような豪華さはありません。

GRANTZは、専用フロントバンパーなどの専用パーツが付けられ、加工が豪華になり、見た目・質感が重視されたグレードです。「車は実用性が命」という方には合わないかもしれませんが、「車はデザインが重要だ」という方には合うグレードだと言えるでしょう。

 

さて、最初に少し触れた「SKYACTIVE搭載車」について説明します。各グレード2WD車には、SKYACTIVE(スカイアクティブ)技術が搭載されているのです。

その兼ね合いで、以下の装備も標準搭載されています。

  • SKYACTIVE-G
  • SKYACTIVE-DRIVE
  • i-stop
  • インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)

以上のスカイアクティブ技術は、「低燃費」と「快適な走行性能」を両立するための装備だと考えて良いでしょう。

市街地走行でも、高速道路での走行でも安定して走ることができます。そのためか、4WDではJC08燃費が9.4km/Lなのですが、2WDでは14.8km/Lとなっているのです。

 

装備を基準にグレードの特徴を見てみる

ビアンテの全車標準装備・各グレードで異なる装備について、代表的なものをまとめてみました。装備の違いのみを見るため、「20S」は「20Cと共通する装備」を省き、「GRANTZ」は「20Sと共通する装備」を省いています。

全て閲覧したい場合は、下記PDFをご覧ください。
http://www.mazda.co.jp/globalassets/assets/cars/pdf/biante/biante_specification_201607.pdf

全グレード共通の標準装備

  • 高剛性・安全ボディ”MAGMA”
  • 4輪アンチロック・ブレーキ・システム(4W-ABS)
  • ATポジションインジケーター
  • タコメーター
  • 乗降用アシストグリップ×2(センターピラー左右)
  • チルト&テレスコピックステアリング
  • フルオートエアコン(花粉除去フィルター付)&リアクーラー
  • ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム[横滑り防止機構](DSC)&トラクション・コントロール・システム(TCS)
  • インフォメーションセンターディスプレイ
  • (時計/エアコン/外気温計/トリップコンピューター[瞬間燃費/平均燃費/走行可能距離/平均車速])
  • 運転席ラチェットレバー式シートリフター
  • アームレスト(フロントは内側2つ、セカンドシートは外側2つ)
  • セカンドシート左右席独立前後超ロングスライド&リクライニング機構
  • セカンドシート左右スライド機構(両側)
  • サードシート6:4分割リクライニング
  • サードシートチップアップ&前後スライド機構
  • 電動両側スライドドア+スライドドアイージークロージャー(運転席側/助手席側)

高剛性・安全ボディ”MAGMA”について説明します。前後にあるクラッシャブルゾーンで衝撃を吸収してくれるので、「安全性」が高いです。フロア/サイド/ルーフをH型構造で組み合わせることにより、「剛性」の高いボディが実現されました。

簡単に言えば、従来のボディよりも強固になり、キャビンの変形を抑え、衝撃でボディが室内に入り込むのを防ぐことのできる、ボディです。

20Cの装備、インテリア、エクステリア

  • ハロゲンヘッドランプ(ロービーム:マニュアルレベリング[光軸調整]機構付)
  • フロントロアグリル内ライン(シルバー塗装)
  • LEDリアコンビネーションランプベゼル(シルバー)
  • インパネデコレーションパネル(ブラック)
  • センターパネル(ブラックメタリック)
  • 16インチスチールホイール

 

20Sの装備、インテリア、エクステリア

  • ディスチャージヘッドランプ(ロービーム:オートレベリング[光軸調整]機構付)
  • フロントフォグランプ
  • スポーティフロントロアグリル
  • フロントロアグリル周囲/フォグランプベゼル(シルバー塗装)
  • リアルーフスポイラー
  • 本革巻ステアリング
  • シフトノブ 本革巻
  • フレキシブルフック×2
  • 16インチアルミホイール
  • アドバンストキーレスエントリー(アンサーバック機能付、リアゲート連動)&スタートシステム&アドバンストキー×2

 

GRANZの装備、インテリア、エクステリア

  • 専用フロントバンパー(フロントロアグリル)
  • 専用メッキトップバー&アッパーグリル
  • マフラーカッター
  • 専用リアフィニッシャーモール(シルバー)
  • ブライトモールディング(フロントバンパー/サイドシル/リアバンパー下部)
  • LEDリアコンビネーションランプベゼル(シルバー&ブラック)
  • オーディオリモートコントロールスイッチ ステアリング
  • インパネデコレーションパネル(ヘアライン)
  • センターパネル(グロッシーダークグレー)(GRANZオーナメント付)
  • スカッフプレート(フロント)
  • 16インチアルミホイール(高輝度塗装)

 

 

各グレードの魅力や選んでいる人の傾向

装備を羅列し、各グレードの違いを端的にお伝えしました。それぞれの装備から、なんとなく各グレードのコンセプト・狙いが理解できるのではないでしょうか。

装備の違いを知れば、グレードの違いを知ったと言っても良いのですが、ここで今一度、各グレードの魅力について客観的に考えてみます。その上で、「選べば損をしないグレード」をおすすめしますので、グレード選びに迷った際の参考にしてみてください。

20Cの魅力、選んでいる人はこんな人

ビアンテは、多くの人が重視する装備・機能が、ことごとく全車標準装備となっているのです。シート機構やアームレストの数などが統一されており、安全装備や室内装備(エアコンなど)も統一されていることから、それがわかります。

実用的な装備はそれだけで全て揃うので、質感を重視しない・ハロゲンで(が)いいという方は、上位グレードを選ぶ理由がありません。ベースグレードとしてはとても選びやすく、それが大きな魅力となっています。

価格については、「他社と比べて安い」と述べる人が多いです。

購入者の多くは、予算に不安がある人という傾向があります。「ミニバンが欲しいけど、予算があまりない」という方で、ビアンテの特徴的なエクステリアを「魅力的だ」と考える人は、ビアンテ20Cを選んでいるのです。

 

20Sの魅力、選んでいる人はこんな人

全てにおいて中間に位置するグレードであるため、20C同様選びやすさに魅力があります。

本革になっていて、近頃重視されがちな「高級な雰囲気・感じ」を求めることが可能です。20Cの4WD車より安価で、価格もそれほど気になりません。

「よくわからないから、これを選んでおけば問題ないか」といった考えから、購入する人が多く見られます。

スチールホイールではなく、アルミホイールとなっているところも、選ばれやすい理由となっているのではないでしょうか。どんな人が選んでも得をするとは言えませんが、少なくとも損はしないグレードだと言えます。

 

GRANZの魅力、選んでいる人はこんな人

GRANZは、専用装備でエクステリアがダイナミックになったというのが魅力的です。ビアンテの標準エクステリアがあまり気に入らないという方でも、GRANZは気に入ることがあります。

「エクステリアがかっこいいから」というのが、購入する理由としては多数派意見です。専用装備を揃え、エクステリアが大きく変わっていますが、価格は抑えられています。全車標準装備が充実していることからも、「この装備でこの値段なのか!」と良い意味で驚く人が多いです。

完全見た目と質感重視だが、実用性も捨てきらないグレードと言えます。

 

総合的に売れているグレードを考察

価格.comを見ていると、口コミ数はGRANZが最も多いです。(2016年11月末現在)

GRANZはエクステリアにこだわる方のためのグレードで、車に強いこだわりのある方に選ばれています。売れているように見えるのですが、万人に喜ばれるグレードではありません。

元々ビアンテ自体がメジャー車種ではないので、車好きな方が多く集まる傾向があります。口コミ数が多い、売れているのはそのためでしょう。

しかし、こちらとしては「20C」をおすすめします。GRANZも魅力的なのですが、「誰でも選びやすいグレード」をおすすめの基準とした場合、選択肢から外れるのです。

価格・装備といったさまざまな面から、20Cを選べば損をすることはありません。ビアンテのコンセプトを楽しむことができますし、快適に過ごすことができます。ハロゲンランプも現在の主流なので、それほど「古い」・「下位の装備だ」というイメージもないでしょう。

「ヘッドランプはHIDがいい」「ステアリングホイールは本革がいい」「エクステリアにこだわりたい」といった、こだわりがある方はそれに基づいてグレードを選ぶことができます。ビアンテは、グレードごとのユーザー層の住み分けがしっかりできている車なのです。

 

 

車の乗り換えを考えている方必見!
値引きよりも何よりも大切なコト


車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。

値引きよりも何よりも重要なコト。私はこれで毎回30万は安く乗り換えています。