【見積書公開】ノアHV値引きレポート。実際いくら値引きできたのか?

現在のミニバンマーケットの中での代表的なクルマの1台になるノアを見に出かけてきました。

今は我が家では古いアルファードに乗ってはいるものの、そろそろ買い替えの時期に差し掛かってきたことと同時に、最近の世の中でのダウンサイジングの流れと共にハイブリッドを考える時期にもなってきたこともあって、その検討も含めての訪問になりました。

今のところ検討対象としてはヴォクシー、新型セレナとステップワゴンになりますが、それらを一通り見た後の訪問となったことで、それぞれの違いが良く分かりました。

ディーラー訪問

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今回訪問したカローラxx店です。

日頃何気なく前を通っていたのに、気になるクルマがあると分かれば、また違って見えてくるものです。

ノアHV フロント

特徴的なノアのフロントマスク。

最近厳ついデザインのミニバンが多い中ではまだ大人しめ?張り出したフェンダー、フロントフォグランプはグレード「SI」だけのもの。

街中で見かけるノアの中でも割と数多く見られるタイプですね。

ノアHV サイド

サイドには大型のマッドガードが追加されます。

近付くと1800mm以上もある車高の高さを感じさせられます。大きさ的にはエスティマとそう変わらないのに、デザインの違いだけでイメージが全然違うクルマになっています。

見栄えのエスティマ、実用性のノアということでしょうか。

ノアHV バック

後側はリアスポイラーや大型リアバンパーがこのグレードの特徴になっています。

リアミラーは取りついておらず、付けるとしてもオプション扱いになってしまいます。今はバックガイドモニターを装備するのが当たり前になっていますね。

エスティマに比べると背面が垂直に立っていて、室内空間を最大限に稼いでいます。

 

一緒にノアを見て回ったセールスマンとの会話です。

 

私:中は結構広いですね。

セ:アルファードなどと比べると幅は狭くなるんですが、ダウンサイジングと言いますか、サイズ感とか居住空間とかに関しては、それほど大きな違いではないので。

私:それ以前に今のアルファードはもう値段が高くてね。

セ:確かに以前よりもずいぶん値段も上がっていますし。

私:400万円は平気で超えてきますよね。ハイブリッドだと500万円を超えてくるし。ガソリン車を買うんだったらダウンサイズしちゃうか、あるいは下げてでもハイブリッドにして、ノアとかヴォクシーとかエスクァイアとか、その辺で考えた方がいいかなって思っているんです。

セ:ぜひ、うちでお願いします。今アルファードに乗られているとのことですが、室内の広さがこれでなければだめというところはありますか?

私:もちろん広いにこしたことはないんですけど、出せる金額が限られているんで、その中で一番有効なのがいいんですよ。

セ:正直なところ、日本の道路事情を考えると狭い道も多いですし、アルファードやヴェルファイアクラスだと大きすぎる場合も多いと思うんですよ。このノアぐらいの5ナンバーサイズの中でも出来るだけ大きいというのが一番かなというところはあるんですよね。

私:アルファードの前はセレナに乗っていたことがあるんで、もともと5ナンバーサイズに対しての抵抗は無いんですよ。アルファードを買ったときだって、低いグレードだったらセレナ、ステップワゴン、ヴォクシーあたりと値段で比べた時でも、値引きの額とかもあってそんなに大きく変わらなかったんですよね。じゃあ10~20万円の違いだったらアルファードを買っておこうかってその時は選んだだけなので。

セ:確かに今は高いですものね。

私:内装とかずいぶんよくなっているので仕方がないかなって思いますけど、でもガソリン車で400万円も出せないなって思って。ハイブリッドで400万円ならまた話も違うんだけど。結構な距離も走るんで。

セ:それだったらノアとかヴォクシーでも決して狭くは無いと思います。

私:これだったら全然問題ないと思いますよ。

 

ノアHV ハンドル周り

意外と低い座席の高さです。それでもセダンと比べるとやや高めの視点の高さと大きなフロントガラスのせいもあって、視界が非常にいいのが特徴です。

頭上空間も広く、圧迫感がないので解放感は十分です。

ただセンターコンソールの張り出しが意外と大きくて、体格のいい人だと左膝がぶつかってしまうのは事前に確認した方がいい部分ですね。

 

私:内装でハイブリッドとガソリン車では何か違いはありますか?

セ:外見的な違いで言うと、シフトレバーがエレクトロシフトになっているぐらいですね。レバーが前進と後進だけになっています。あとはメーターの左側がガソリン車ではタコメーターなのですが、ハイブリッド車ではハイブリッドシステムインディケーターと言いまして、ハイブリッドがどんな状態かを示したメーターになります。要は今モーターが充電状態にあるのか、出力状態にあるかとかが分るんです。

 

ノアHV メーター

ハイブリッド車ながらメーター類はアナログタイプ。デジタルよりも感覚的に分り易くて、私はこちらの方が好きです。

中央にスピードメーター、右側が燃料計、左側がハイブリッドの稼働状態を示すハイブリッドインディケーターと、シンプルでスッキリしたデザインです。

ノアHV シフト、ナビ周り

最近はナビのサイズもずいぶんと大きくなっていますね。

ここにあるのは10インチのタイプとのこと。後席からでも問題なく画面が見られる大きさです。

シフトノブは他のハイブリッド車と共通のものですが、以前よりもずいぶん小さくなっています。使用頻度を考えるとこれでいいのかも。

左側はエアコンの操作ボタンです。温度はインパネ中央部のマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。操作部からは離れているのでちょっと不便かな?

ノアHV 助手席

上部と下部が物入れになった構造の助手席。中央部には凹みがあって、ちょっとした小物を置いておくのに便利です。

三角窓は大きくて、一番見にくい左前部への視界も確保されているようです。ミニバンにありがちな見切りの悪さに対しても十分配慮されているようです。

ノアHV 後列

写真からは分かりにくいのですが、乗り込む時の段差が非常に低くて楽です。

シート横のレバー操作で前後にスライドさせることが出来るので、状況に応じて使い分けができるのが大きなメリットです。

3列目への乗降時には左右のシートを中央部に寄せてスペースを造り出すことも可能。つまりは前後左右に動かせるというユニークなシートなわけです。

 

私:後のドアを開けてもいいですか?

セ:どうぞ。

私:荷室が広いですね。今はサードシートを跳ね上げているからかな?

セ:そうですね。セカンドシートを後ろに下げてスーパーリラックスモードにすることも可能です。

私:それでもまだ後ろのスペースに余裕がありますね。

セ:これがこのノア、ヴォクシー、エスクワイアの魅力と言いますか、もともとはアルファード、ヴェルファイア、エスティマクラスでしか出来なかった仕様が、このクラスでも出来るようになりましたんで。かえってエスティマよりはこっちの方が広いくらいです。

 

ノアHV カーゴスペース

3列目のシートを折り畳んだ状態だと後部に十分なカーゴスペースが確保されます。

また2列目シートは写真にも見えるレールに沿って後ろへスライドさせれば、非常に広大な足元スペースが確保され、このクルマの大きな特徴になっています。

というか、普段はこんな使い方が常用になるのではと思わせるほど、このノアの大きなメリットですね。

ノアHV 室内空間

3列目からの眺めです。箱型のせいで後席からでも圧迫感がない眺めが楽しめます。

この写真はガソリン車なので前列からのウオークスルーは可能ですが、ハイブリッドになるとセンターコンソール部にバッテリーが入る関係で、出来なくなってしまいます。

幅が多少狭い程度で前後方向にはアルファードとはそれほど違いは感じません。もっとも今はサードシートの使用頻度が低いこともありますが。

ハイブリッド車とガソリン車の比較

私:ノアだとハイブリッド車とガソリン車のどちらが売れているんですか?

セ:ガソリン車ですね。

私:その理由は?

セ:基本的に一番大きな理由は金額の差ですね。40~50万円の差があるので、そうなってしまいます。実際に年間で6,000~7,000kmくらい乗られる方がハイブリッドを選ばれますと、確かに燃費はいいんです。それと給油するタイミングも長くなるので満足度は大きいんですけど、長い目で見た時にその金額差を取り戻せるかということになると出来ないんですね。だから私もお客様には先ずはどのくらいの距離を乗られるのかを聞いてから金額差のお話をして、お客様の走行距離ですと金額的にはガソリン車の方がお得ですよというお話をさせて頂いているんです。決してガソリン車の燃費が悪いという意味ではなくて、それなら最初に使うお金の使い方を変えて、その分をオプションとか上のグレードとかに使うことも出来ますとご案内するんです。それで結構ハイブリッド車からガソリン車にチェンジされる方もいるんですよね。もちろんハイブリッドはハイブリッドで凄く魅力的なんですけど、やっぱり使用する中身を聞いてみないと。

私:そうですよね。距離を乗らないのにハイブリッドにしても仕方がないですもんね。

セ:乗るならやっぱりハイブリッドだとか、ハイブリッド車事態を所有する喜びというか、ステータスを感じたり、ハイブリッドというブランドにこだわる方もいらっしゃいますから、それはそれで。

私:私もそろそろハイブリッドかなって思っていまして。でも実際に乗ってみると普通のクルマと変わらないんでね。

セ:お話させて頂けると、じゃあガソリン車で、って言われる方も結構いらっしゃいますね。

私:売行きの比率はどのくらいですか? 6:4くらいですか、それとも7:3くらい?

セ:ハイブリッドとの比率で言うと7:3くらいですかね。

私:実燃費ではどのくらい違うんですか?

セ:実際に走っている方で個人差はあるんですけど、だいたい11~12km/Lくらいですね。短距離中心の方だともう10 km/Lとか。ハイブリッドですと、15~16km/Lって聞きますね。

私:実際の燃費を聞くと結局は4~5km/Lしか違わないから、長距離を走らないんだったらガソリン車でもいい、って感じになるんですね。

セ:まあ、いい人で10km/L代後半くらいですね。

私:私の友人のプリウスで大体18~19km/Lって言っているんで、それだけ走るんだったら、相当燃費が良く走れているんじゃないですかね。このクルマの大きさと重さを考えたら。でも私の場合だったら年間で10,000km以上は走るんで、ハイブリッドの方がいいかな?

セ:そうですね。距離を走られるんだったらハイブリッドはお勧めですね。ホンダではグレードによってコンマ何キロ下がりますとか、非常に細かく気にしてきますよね。

私:まあ偽っていなければいいと思いますけど、装備によって車体重量が変わるのは仕方がないですしね。

セ:全然変わってきますよね。あとカタログ燃費として一番燃費のいいグレードで広告に載せるんで、今のプリウスで言うとグレード「E」というのがありまして、これだと40km/Lを超えてくるんですけど、通常のグレードだと38km/L            とか。プリウスの全てが40km/Lじゃないんですよとは説明しているんですけど。

私:まあその広告を見て販売店に来てくれればいいだけですからね。

セ:まあ実際に走ってみれば誤差の範囲だとは思いますけど。

エスティマと比較して

私:エスティマの値段って、やっぱりノアよりも高くなるんですか?

セ:大分高くなりますね。450万円とか。

私:そんなにするんですか。サイズとしてはエスティマの方が広くなるんですか?

セ:エスティマって基本的にはミニバンと言われるんですが、スペースワゴンとミニバンのちょうど中間ぐらいの、あの流線形のボディになるんです。後部座席、まあ3列目ですけど、座った時にCピラーが内側に狭くなるようなデザインなので、結構圧迫感があるんです。クルマとしての横幅はあるんですけど、その分車高がちょっと低いので、あれっ?て思われるんです。広さを重視するのであれば、正直なところノアの方がいいかもしれないですね、ってお話はさせて頂いています。

私:まあそんなに変わらないなら安い方がいいですよね。

セ:私もエスティマは好きなクルマなんですけど、ノアと並ぶとちょっとどうかなって思うんですよね。デザイン自体はすごくいいんですけど。コアなフアンの方もたくさんいらっしゃいますし。

私:昔から熱狂的なユーザーがずっと乗っているというイメージはありますよね。

セ:そうなんですよね。高速での安定性もいいし、燃費もクルマの大きさを考えるとまずまず悪くないんですけど、デザイン重視ではあるけど実用政党点からはちょっと違うってなっちゃうんですよね。

私:何だかわかる気がしますね。乗り口も狭い感じだし。いや、高いのかな?

セ:ステップが2段になっているんですよね。ノアとかヴォクシー、ステップワゴンとかは全部そうだと思うんですけど、乗るときにステップが無いですよね。

私:そう、この差は大きいですよね。

セ:それと座った時の頭への圧迫感が違います。

私:なるほど、やっぱりノアの方が広くていいですね。

セ:それと正直に言ってしまうと、ノアなんかと比べるとハイブリッドユニットの基本設計が古いんで、燃費があまり良くないんです。

私:じゃあ、私はノアの方がいいですね。

セ:エスティマのデザインはいいんですけどね。お客様からもいいってよく言われますし。

私:あのデザインに嵌ればずっと乗るんでしょうけど、私はやっぱりノアの方がいいな。

セ:コストパフォーマンスで考えると、やっぱりノアの方が頭ひとつ出ているのかなって思っちゃいます。

私:実用性のところで考えたらノアで十分なんで。

セ:そうなんですよね。もう少し考えてエスティマを出してくれるんであればいいと思うんですけどね。

私:今回出したばかりだから、これからしばらくはモデルチェンジの予定は無いんですよね。

セ:もしかしたらクルマ自体が消えるかもしれませんね。

私:グレード的にはアルファードやヴェルファイアよりも下になりますよね。それでいてノアやヴォクシーよりはちょっと上で、何だか中途半端なところにいるような感じで。

セ:そうなんですよね。今回のマイナーチェンジで大きく変わったかというと、そこまでは変わっていないし、まさかエンジンが古いままで使ってくるとは思っていなかったんで、トヨタの本気が感じられないんです。

私:なるほどね。

セレナ&ステップワゴンとの比較

セ:セレナは結構値引いているって話を聞くんですけど、どのくらい引いているか聞かれたことはありますか?

私:最初から25万円と言っていましたね。

それは凄いですね。

私:何度も値引き交渉に通い詰めての上だったら私ももうちょっと値引いてって言うんですけど、初めて行った店でいきなりそんな値引きを出して大丈夫ですか?って聞いたら、今の方針はそうなんですって言うんです。最初からインパクトを持たせるんだっていうように言っていましたね。

セ:それは凄いインパクトになりますよ。25万円ってなかなか引けるものじゃないです。

私:私もビックリしましたよ。ちょっと心が揺らいじゃって。

セ:それだけ引けばそうなりますよね。値引き自体はいいと思うんですけど、

私:別のトヨタのお店ではヴォクシーを買うんだったら30万円引くって言っていました。

でもやっぱり色々と会社の事情があるようで、要は私がリピートのお客さんだからって上司に掛け合って、上司が本部に掛け合ってやっと決済が下りるみたいな話でしたし。

セ:ウチも最終的な段階では30万円近くまで持っていけると思いますので。

私:ノアを買いに来る人って、セレナとかステップワゴンとか見てきている人も多いと思うんですけど。

セ:非常に多いですね。

私:それでトヨタ側から見ると、ノアのセールスポイントって何になるんですか?

セ:ステップワゴンの場合ですと、まずはベースとなるのが安全運転システム、要は自動ブレーキシステムなんですが、それがノアやヴォクシーでも付くということですね。「トヨタセーフティセンスC」と言いまして、値段が安いわりに色んな機能が付いているんですが、それがお勧めですね。日産の新しいセレナの上級グレードになると自動運転に近いのが付いてくるんですけど、あれって自動運転ではないんですよね。それを考えると割高かなってイメージはありますね。

私:値段は高いけど、ミニバンの販売数で一位を取り戻すために、最初からかなり値引きするっていうことなんですよね。最初からこんなに値引くの?みたいな。

セ:正直な話、新型車でそこまで値引くのって、なかなか無いですね。

私:私もビックリしました。

セ:恐らくなんですけど、日産もセレナとかエクストレイルのちょっとした需要とかでは頑張っているんですけど、前までのマーチをたくさん売っていたというのはもう無くて、今はちょっと厳しい状態なんですよね。ノートも微妙だしキューブも設計が古くなっちゃったし。そこに追い打ちをかけたのが例の三菱の問題でデイズっていうこともあって、そこで撮り合えずは台数を稼ぐためには初めてのお客さんでもかなり値引くということなのかと思っちゃいますね。

私:何が何でもミニバンで一位を奪還するということなんで。

セ:私の知り合いが日産にもいるので話には聞くんですけど、非常に苦戦しているらしいです。まあそうはいってもセレナは新型車ですし、色んなスペックを追加してくるんで。

私:そうそう、一番ビックリしたのが8人乗りの2列目の真ん中のシートがスライドして、センターコンソールになって7人乗りになるような部分ですね。ミニバンを買う時に7人乗りにするか8人乗りにするかって結構悩むところだと思うんですよ。これだと全部が8人乗りだから、別に悩まずに7人乗りにもできるところがいいなと思ったんですけどね。

セ:後出しの強みというか、そういう声がたくさんあったということですよね。確かにミニバンを選ぶ方は7人乗りか8人乗りかでかなり悩みますし。

私:本当は8人乗りが欲しいんだけど、でも7人乗りの方が居住性がいいとか、やっぱり悩むと思いますね。

セ:やっぱりどこでもそうですけど、新しいものに対しては日産も他社を色々と研究して出してくるような形になるんで、これが欲しかったとか、痒いところに手の届くようなものとかは付けて出したりしますよね。それが利点ですかね。ステップワゴンで言うと後ろの観音開きのドアがありますよね。

私:あれって使うんですかね?

セ:いや、たぶんいらないと思います。あれのせいでヒンジが太くなるんで、例えば後ろをぶつけた時に修理代が高くなるだろうとか。

私:2枚分ですものね。

セ:あそこから乗るっていうのも無いですし、あとは後ろのライトなんですが、私は基本的に左右対称の方がいいと思うので。

私:たしかに気持ち悪さはありますね。

セ:あとはホンダはスイッチ類が弱いって聞きますし、値引きもあまりしないイメージですかね。もともと安く値付けしているのでこれ以上出来ないとか。

私:値引きは渋いですよね。だからそういったところで見ると、今のところ一番引いてくれたのが日産ですね。

ノアとエスクァイア

セ:エスクァイアは検討されていますか?

私:エスクワイアはちょっと見た目がね。ヴォクシーを含めた3台であれば見た目はノアが一番好きなんですよ。

セ:エスクァイアとノアって非常に似ていますし。

私:似ていますけど、フロントマスクが全然違うんでね。私は格子タイプよりも横の方が好きなんですよ。

セ:エスクァイアの室内は見ました?

私:見ていないです。

セ:もし見に行かれるようでしたら、注目してみるのも面白いと思うんですけど、基本的にノアをベースに作られているんですよ。室内を見ると皮革がたくさん使われているんですけど、基本的にエスクァイアの立ち位置というのはノアやヴォクシーより少し上のあたりなんですよ。

私:値段も高いですしね。

セ:今までマークXやクラウンに乗られていた世代の方々が、ちょうどいいミニバンは無いのかという時に、一方ではあまりランクを下げたくはないというお客様向けというところがあるんですよね。エスクァイアの扱い店もこうした車種と同じということでもありますし。まあ言い方が凄く悪いんですけど、どうしても皮革を無理やり張り付けたノアみたいなイメージがあって、ステータス性を持たせて値段を無理やり上げたようなところがあるんです。私としてはその金額差分で、何かパーツを付けた方がいいんじゃないのかって思ったりもするんですけど。

私:まあ私は最初の見た目でノアの方がいいと思うので、ヴォクシーも見てもいいんですけど、あまり買うつもりもないので。

セ:もし時間があれば見に行ってみるのもいいと思います。

私:わかりました。

ノアの特別試乗車

セ:ノアのハイブリッドでお見積りをださせていただくんですけど、グレードが数種類ありまして、特別装備車の「WxB」というグレードと、あと「X」、「G」、「SI」という3種類の通常のグレードがございます。

私:「WxB」って、SIがベースなんですよね。

セ:SIベースで一番上のグレードになります。両側のパワースライドドアとクルーズコントロールが付く仕様になっています。

私:これの7人乗りのハイブリッドで見積もりをお願いします。

セ:ボディカラーなんですが、パールホワイト以外でしたら追加料金は掛かりませんが。

私:いやか掛かってもパールホワイトがいいです。

セ:他にメーカーオプションで選ばれるものはありますでしょうか?

私:ナビとサイドバイザーとフロアマット、ETC。

セ:フリップモニターは必要ですか?

私:どうするか今悩んでいるんですけど、もし付けれるとすればナビを小さくして後ろのを付けたいんですけど。でも確かそれができないんですよね。

セ:以前は出来たんですけど、丁度数週間前にナビのモxデルが全部変わりまして、12.1型の大きめのディスプレイが付けられなくなったんです。一つ前の10インチのタイプは付けられたんですが。

私:売っていないんじゃあ仕方がないな。だったら社外品を付けるんで、いいです。

セ:私もおかしいと思ったんですが、その12.1型の後席ディスプレイなんですけど、普通のナビは開くとこうして斜めに傾けられるじゃないですか。それが何を思ったのか、斜めに傾けた瞬間に画面が消えちゃうんですよ。要は斜めにすると見られないということなんです。

私:それじゃあ意味が無いですね。

セ:要は動かせないので、ちょっと見にくいんです。前のやつは出来たんで、おそらくは接点の問題だと思うんですけど、呼称が相次いだということなので、今うちにも結構戻ってきていますし。社外の出いいと思います。私だったらアルパインのパーゲクトキットシリーズを付けますね。営業の口からこんなことを言うのも何ですけど。

私:いや、そういう風にちゃんと言ってくれる人の方がいいですよ。

セ:やっぱり自分が乗るとなると、色々と考えてみるんで。乗って頂いてからちょっと嫌だなって言われるのもなんですし。じゃあ後席ディスプレイは今のは抜くとして、7インチのはどうしましょうか?

私:7インチのでいいです。

セ:バックカメラはどうしましょうか?奥様は乗られますか?

私:私よりは乗りますね。

セ:だとすればバックガイドモニターがあればいいと思いますが。以前よりはずっと安くなっていますので。以前は3万円くらいだったと思うんですよ。

私:分かりました。付けてください。特別仕様車の「WxB」ってハイブリッドもあるんですか?

セ:はいあります。

私:特別仕様車だと何かとお得ですよね?

セ:やっぱりお得ですね。一番上のグレードであっても、付いているオプションがお得なんです。基本的に特別仕様車というのは、それまでに買われたお客様のニーズをくみ取って作るクルマになるんで、ちょっといいなと思うクルマが出てきたりするんです。

ノアの寒冷地仕様

セ:一点伺いたいんですが、ハイブリッドのグレード「G」ですと後ろがオートエアコンなんですが、グレード「Si」となるとリアクーラーになりまして、温風が出ない設定なんです。

寒冷地仕様にすればオートになるんですけど、お客さんの中には納車してからリアの吹き出し口から温風が出ないとクレームになる話も無きにしも非ずなもので確認しておきたいんです。

私:寒冷地仕様だと幾らぐらいするんですか?

セ:プラス95,000円ですね。

私:じゃあそれにしてください。それにすると確かワイパーに電熱が入ったり、下回りが防錆仕様になったりとかするんですよね。

セ:そうです。あと冷却水が寒冷地仕様になりますね。

私:融雪剤の塩分って結構気になりますものね。以前岩手にいたことがあるので経験があるんですよ。

セ:塩がそのまま残りますよね。

私:私もよく下回りとか洗浄していたんだけど、でもやっぱりクルマが痛みますよね。

セ:入庫したクルマで見ても、下回りの錆の具合が全く違いますもんね。修理でリフトで上げてみると、うわっ!と思うと大体が、新潟で買いましたとか長野で走っていたとか、あそこまで違うとちょっとビックリしますね。

私:だから付けておいた方がいいかもしれないですね。

セ:分かりました。それでは寒冷地仕様で。

私:それで下取りの価格が全然違っちゃいますものね。

ノアSIのBBS製タイヤ

セ:このグレードだとホイールはBBS製になります。

私:でもマークはトヨタのマークだから、これも純正扱いなんですね。

セ:昔値段を調べたことがあったんですが、確か一本で10万円とか。間違えて4つなのかと思ったら、実はそれが一本の値段だったんです。

私:BBSだったらそうでしょうね。特価で4本で30万円とかで売っていたりしますから。

確かにちょっと造りが違いますものね。なんでハイブリッドだけBBSにしたんでしょうね?

セ:私も最初何でBBSなのかって思ったんです。そもそもグレードの「Si」って後から出てきたんです。ハイブリッドって「Si」が無くて「G」までしか出ていなかったんです。それでどうしてもハイブリッドが欲しい人はガソリンの「Si」を買うしか無かったんです。そもそも最初に「Si」が無かった理由なんですけど、付いているエアロパーツが結構重いんですよ。そのせいでカタログで謳っている23.8km/Lという燃費が実現できなかったんです。じゃあ重いから何を変えようかとなって、ホイールを軽くしたんです。腰下のホイールを軽くすることで、デザインは無視して、コストは高くなっちゃうんですけど、このグレードだけこれになっちゃったんです。

私:じゃあ逆に言ったら、BBSを履かないで普通のホイールにしていたら値段ももうちょっと落として、燃費もカタログ値から落ちちゃうということ?

セ:そうなんです。

私:ユーザーとしてはそっちの方がありがたいですけどね。

セ:皆さん、BBSだということを言われるまで気づかないことが多いんですよ。

私:それはちょっとした「うんちく」ですね。

セ:そうなんですけど、このBBSで伝統のメッシュパターンって結構見かけますよね。

私:私にとっては憧れですよ。

セ:結構、普通のでもBBSが純正で入っていたりとかあるんです。確かスバルの昔のインプレッサとかも、BBS履いていましたよね。

私:そういうクルマだったら、まだわかりますけどね。じゃあヴォクシーもそうなんですかね?

セ:多分BBSですね。

私:それは凄い。大切に乗らないと。カリ傷なんか付けられないですよね。

セ:お客様によってはこれがBBSだっていうことは言う必要もないかなって思っていたんですが、ある時納車するときにこのホイール恰好悪いねなんて言われて、これを違うホイールに替えたいと言われた時に、いやいやそれはBBSっていう特別なやつなんですよって言って。もし必要ないなら、捨てるよりは売った方が絶対にいいですよと。値段が残りますし。

私:でもBBSでなくてもいいから価格を安くしてほしかったな。

セ:BBSとか、拘らない方ですか?

私:だって普通のホイールだったらたぶん4本で10万円もかからないですよね。ということは20万円くらいは値段を落とせたかもしれないのにね。

セ:やっぱりカタログ燃費を守ってしたことなんで。

私:凄いですよね。

見積もりの説明

セ:お見積りなんですが、フル装備の状態になっていまして、お値引きはまだ入っていないんですけど、これが一応の金額になりますね。最上級グレードで、カーナビとフリップダウンモニターは無し、寒冷地仕様で、あとはETCとかナビとかも全て含まった金額で一応394万円ということですね。

私:まあこの程度は想定内ですね。

セ:ここからお値引きさせて頂く形になりますけど、この中には、お客様にとって不要なものとかも全て含まった金額になるので、一応のベースとしてこの金額で考えて頂ければと思います。また話をさせていただく中で、最終的な金額っていうのを出させて頂きたいと思いますんで。日産のようにいきなりパッというわけにいかなくて申し訳ありません。

私:いや別に。

セ:もしノアで気に入って頂けて、ご検討のクルマの中に残して頂ければ、その時はその時で出来るだけの値引きはさせて頂きたいと思いますので。

私:ちなみに今欲しいクルマをいくつかピックアップして、うちの奥さんに見せるんですけど、その時にちょっとでも値引きが入っていないと、その検討から外されてしまうんです。女性なのでどうしても目先の金額が下がっているとか下がっていないとかいうところが気になるようなんですよ。下がっていないなら、それを買わなければいいじゃないみたいな。だからちょっとでも値引きを入れて頂けると助かるんです。別に無理な金額を頼もうとは思っていなくて。

セ:とりあえずという形でもいいですかね。

私:それでかまわないです。本当に買うとなったら、私ももっと通い詰めると思うので。

セ:それでは申し訳ないんですが、15万円になってしまうので、ご了承ください。これで最終ではないということを奥様には言っていただいて。

私:分かりました。トヨタカローラさんでは車庫証明は自分で取っても大丈夫なんですか?ダメっていうところもあるんですけど。

セ:構わないです。

私:納車も自分で取りに来ていいですか?

セ:大丈夫です。この継続の手続き代行費用だけはお願いしたいんですが。

私:それはやってもらって結構です。それは陸運でやったことがありますけど、ちょっと面倒なので。

セ:わかりました。

他メーカーの値引き

私:今回は色んなメーカーを回ってみようと思って、ホンダもマツダも回っているんですけど、やっぱりメーカーによって全然スタンスが違いますね。値段の交渉も違っていて、一番渋いのはホンダさん。マツダもクリーンディーゼルに自信を持っているので意外と強気なんですよね。

セ:マツダなんかはむしろ値引きすると補助金を受けられませんよって言っているくらいだし。補助金って国から出るものなので凄いですよね。メーカーは一切値段を安くせずに売れるんですから。凄いやり方だなって思います、利益だってバンバンでちゃうし。

私:昔はプリウスというかハイブリドでも補助金が出ていたけど、今はもう終わっちゃっていますしね。

セ:前は補助金が出ていてもそれなりに引いていたと思うんですけどね。そこがちょっと分からないというか。補助金を付ける条件というのが車両値引きをするとダメって言うことですからね。他の部分で引けばいいの?って思ったりはしたんですけど。

私:まあマツダも引きたくないんでしょうね。

セ:まあ恐らくはそうなんでしょうね。

私:家用のクルマを一度買ったら、やっぱり10年、11年は乗りたいなって思っているので。

セ:最近は皆さん基本的に13年くらい乗っていますよ。

私:性能がいいですからね。持ちがいいですよね。今のも11年も乗っていても別にガタつきとか無いんですよ。ガタがあるとすればスライドドアの調子が悪いとかだけで、駆動系には全く問題ないんで。

セ:走るんですよね。あとはアルファードですと、リセールがいいので、まあ売った金額がたくさん付きやすい時に売っちゃうというのも手ですよね。中古車相場っていうのもなかなか面白くて、私もよく見ているんですけど、例えば30系プリウスでいうと今は売り時じゃないですね。50系プリウスがめちゃくちゃ売れたので、30系の人がたくさん乗り換えたんですよ。中古で抱えている台数の桁が違いましたね。関東だけで700台、800台とか色んなクルマがある中で、一つだけ1000台を大きく超えているのがプリウスなんです。そうすると中古車相場っていうのはおのずと供給が大きく上回っちゃって、値落ちが凄いですね。今売るとまずいですね。

私:そうなんですね。いいことを聞きました。

見積書公開

ノアHV 見積書

今回入手した見積書です。

【おすすめ車両】 新型ノアHV SI WXB
【ボディタイプ】 7ニンノリ
【排気量】 1800CC
【駆動】 FF
【ミッション】 デンキシキCVT
【ボディカラー】 ホワイトパールクリスタルシャイン
【型式】 ZWR80W-APXSB(C)

車両本体価格 3,321,000円
値引き 150,000円
計     8% 3,171,000円
※1オプション・付属品計 8% 433,620円
下取車価格(-) 0円
下取車残債 0円
差引お支払い額 ① 3,604,620円
※2諸費用計(課税分を含む)② 194,122円
消費税・地方消費税合計 271,389円

(%は消費税・地方消費税率)

現金販売時お支払総額(①+②) 3,798,742

 ※2  諸費用明細

自動車税  10月登録 16,400円
自動車取得税 0円
自動車重量税 0円
自賠責保険料 37ヶ月 40,040円
税金・保険料 小計 56,440
検査登録手続代行費用 21,060円
車庫証明手続代行費用 13,500円
納車費用(ご自宅) 7,560円
下取車手続代行費用 0円
下取車査定料 7,020円
資金管理料金⑥ 380円
希望No.申込手続代行費用 9,612円
課税販売諸費用等 小計(消費税込)④ 8% 59,132
預り法定費用(新規検査登録手数料) ,6,100円
      (車庫証明手数料) 2,500円
      (下取車登録手続費用) 0円
預りリサイクル預託金 ⑤ 12,470円
公正証書作成費用 200円
預り法定費用等 小計 21,270
6,000円
自動車保険料 0円
下取自税 0円
メンテナンスパック 4A 39,400円
保証がつくしプラン 2 11,880円
その他 小計 57,280

 ※1  メーカーオプション・付属品明細(消費税込)

[内装] ゴウセイヒカク+ファブリック/ブラック&ブラック(標準)
[タイヤ] 205/55R16タイヤ&6Jアルミホイール(標準)
[メーカーオプション明細]
ホワイトパールクリスタルシャイン 32,400円
カンレイチシヨウ 90,720円
メーカーオプション計 123,120円
[付属品(その他)明細]
ETCセットアップリョウ 2,700円
フロアマット、トクベツシヨウシャ 66,960円
サイドバイザー、RVワイドタイプ 1 25,920円
ETCシャサイキ(ビルトイン)ボイス・ナビレンドウ 23,760円
TCナビ「NSZT-W66T」 170,640円
バックガイドモニター 20,520円
付属品(その他)計 310,500円

 リサイクル法関連費用明細

預りリサイクル預託金 ④ 12,470円
内訳 (シュレッダーダスト料金) 8,760円
   (エアバッグ類料金) 1,930円
   (フロン類料金) 1,650円
   (情報管理料金(消費税込) 130円
資金管理料金(消費税込)⑤ 380円
12,850


訪問後記

新型セレナを見てからのノアだったので、よく比較することが出来ました。

全般的にクルマの価格が高くなっている中で、これまでのクルマ自体の性能アップというよりも安全装備や快適装備の向上にコストが掛けられているように感じました。

今ではハイブリッドも一般化してきて特別のものではなくなってきている中で、やはり目に見える燃費の向上に対しては各社なりの努力がされていて、素晴らしいものがありますね。

ノアも競合他車と比べても各部がそつなくまとめられていて、完成度の高いクルマと思いました。確かにヴォクシーと共に売れている理由がよくわかりました。

 

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